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日々の生活の中でよりよい生活習慣、生活技能、生活の知恵を身につけることを大切にしています。どの学年も役割を持ち、道具を使い、考え工夫するなど、自ら生活をつくる体験をとおして「自立する力」を育て、友達と協力し人と共に生きる「自律できる力」を伸ばします。
子どもの活力のもとは、健康な身体です。毎日のどろんこ遊び、集団遊び、わらべ歌、プール活動などの遊びを大切にし、歩くこと走ることなど年間を通して持続的に取り組んでいます。また、「チャレンジタイム」では、体操やマット運動などを系統的に取り入れ、健康でしなやかな身体を育んでいけるよう遊び込んでいきます。
園内と地域の方にお借りしている「ひらしば畑」では、四季を通じて子ども達が様々な野菜を育てる活動をしています。長い生長を見守り、世話をし収穫したものを調理して、自然からの恵みをたくさん受け止めています。また、園庭や地域の公園に出かけ、自然に親しんでいます。
園舎ホールには「ひらしば文庫」があり、毎週自分で本を選び家庭へ持ち帰ります。また、地域の図書館へも出かけます。園や家庭での読み聞かせを通して、すぐれた文化財であり文学である絵本と出会い、豊かな言葉や想像力・思考力を育てていくことを大切にしています。
仲間とともに歌ったり、踊ったり、劇遊びを楽しむことは、子ども達の気持を開放させ、表現力を養い、内面的成長を助けます。また、「手は表出した脳」と言われるように、幼児期に手先を使って描いたり物を作ったりすることは、脳や全身の調和的発達を促します。子ども達は、のびのびと表現し、創ることを楽しんでいきます。
初めての集団生活の中で、人との出会いを楽しみ、深くつながり、自分とは違う様々な考えがあることを知ります。気持をぶつけあい、共に笑ったり、泣いたり、迷ったり、悩んだりしながら経験を重ね、違いを認め合いながら共に社会生活を築いていきます。
色々な生き物や物とふれあい、関わる中で、「命」とは何か、生き物だけでなく、物を大切にする心に気付くきっかけを持ち、生活や遊びの中で様々な直接体験をし、命に対する理解を深めていきます。また、限りある資源を大切にしながら、生活を豊かにする知恵を身につけていきます。